コツソの部屋

骨粗鬆症マネージャーとして病院勤務しております。骨折を防ぐための生活習慣や、治療薬、サプリメント、食べ物などについて情報発信していきたいと思います。宜しくお願いします。

第一話、病院薬剤師退職後はじめてのOLS研修に緊張す

ユーシービージャパン株式会社様の学習会でした。

 

   第三回、骨折リエゾンサービス(FLS)Session

   脆弱性骨折に対する二次骨折予防の現状と理想

 

 

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8月で病院を退職し、現場を退いて初めてのOLS研修会でした。

 

一題目は、りんくう永山病院の今奈良有先生の話

 

骨粗鬆症・転倒予防・リハ栄養・認知予防を4本柱に幅広い活動を行い、

MCS(メディケアステーション)を利用した多職種連携の話がありました。

泉州骨粗鬆症マネージャー会議を立ち上げられ、

スタッフのレベルアップ・発掘・派遣、一次予防強化に取り組んでおられました。

 

2題目は、済生会吹田病院の木村孝先生の話

 

FLSクリニカルスタンダードについて解説いただきました。

院所で行う骨折リエゾンサービス(FLS)の虎の巻?ができたようです。

リンクは第二版です。

業界先駆者ともいえる病院の取り組みに重ね、紹介いただきました。

busyすぎてついていけない・・・

 

座長はベルランド総合病院の田中暢一先生でした。

 

3人とも骨粗鬆症リエゾンサービスのコメディカルとしての第一人者です。

貴重な話を伺いました。

 

海外の主流はFLSであり、エビデンスも集めやすく、

FLSクリニカルスタンダードは、保険点数化も視野に入れているように思いました。

実際に見てみると、内容は国際骨粗鬆症財団(IOF)が行う

Capture The Fracture - Best Practice Framework(CTF-BPF)に似ている気がします。

最後のワークショップで発言する機会をいただき、持論を述べさせていただきました。

調子乗って製薬会社さんに否定的な話をしてしまい、猛省です。

 

KANSAI骨ケアリエゾンネットワークを立ち上げられたとのこと。

その場で会員登録させていただきました。

 

配布された「FLSクリニカルスタンダードに基づくチェックリスト」を見ると、

病院勤務時代の活動でチェックが入らなかったのは

「地域行政機関への啓発活動を行う」

でした。

おお、これがこれからの私の課題か・・・なんぞ勝手な脅迫に憑りつかれ、

瞬時に、こんな大変なこと簡単にできるかっ!?という矛盾に苛まれ、

結局、マイペースで活動しようという、平穏な思考の大切さを感じた一日でした。