コツソの部屋

骨粗鬆症マネージャーとして病院勤務しております。骨折を防ぐための生活習慣や、治療薬、サプリメント、食べ物などについて情報発信していきたいと思います。宜しくお願いします。

第2話 地元兵庫の骨粗鬆症リエゾンサービス

旭化成ファーマ株式会社様の学習会でした。

兵庫OLS講演会

 

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兵庫県は女性の大腿骨近位部骨折が48都道府県中で堂々の1位であり、

 

屈指の低検診率を誇ります

 

誇ってはだめですが・・・

 

katsuzyu.hatenablog.com

 

今回は、その兵庫のご当地の講演会でした。

 

兵庫県骨粗鬆症リエゾンサービスといえば神戸労災病院ですが、

 

そこに関与されている神戸大学医学部付属病院・整形外科の西本華子先生の講演もあり、今回もその絡みのようです。

 

4年目の活動でようやく質問できました。

 

近くて遠い存在だったなぁ~

 

グループディスカッションもあり、明舞中央病院、はりま病院、喜多整形外科の看護師の先生方から刺激を受けました。

 

前回の研修で紹介いただいた、

 

sites.google.com

 

への登録は済み、そこで出た課題と併せ、当面の活動目標は断片的ですが、

 

「地域行政機関への啓発活動」

 「地域絡みの講演活動」

「地域の骨粗鬆症マネージャー発掘」

 

この3本柱あたりからでしょうかね。

第一話、病院薬剤師退職後はじめてのOLS研修に緊張す

ユーシービージャパン株式会社様の学習会でした。

 

   第三回、骨折リエゾンサービス(FLS)Session

   脆弱性骨折に対する二次骨折予防の現状と理想

 

 

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8月で病院を退職し、現場を退いて初めてのOLS研修会でした。

 

一題目は、りんくう永山病院の今奈良有先生の話

 

骨粗鬆症・転倒予防・リハ栄養・認知予防を4本柱に幅広い活動を行い、

MCS(メディケアステーション)を利用した多職種連携の話がありました。

泉州骨粗鬆症マネージャー会議を立ち上げられ、

スタッフのレベルアップ・発掘・派遣、一次予防強化に取り組んでおられました。

 

2題目は、済生会吹田病院の木村孝先生の話

 

FLSクリニカルスタンダードについて解説いただきました。

院所で行う骨折リエゾンサービス(FLS)の虎の巻?ができたようです。

リンクは第二版です。

業界先駆者ともいえる病院の取り組みに重ね、紹介いただきました。

busyすぎてついていけない・・・

 

座長はベルランド総合病院の田中暢一先生でした。

 

3人とも骨粗鬆症リエゾンサービスのコメディカルとしての第一人者です。

貴重な話を伺いました。

 

海外の主流はFLSであり、エビデンスも集めやすく、

FLSクリニカルスタンダードは、保険点数化も視野に入れているように思いました。

実際に見てみると、内容は国際骨粗鬆症財団(IOF)が行う

Capture The Fracture - Best Practice Framework(CTF-BPF)に似ている気がします。

最後のワークショップで発言する機会をいただき、持論を述べさせていただきました。

調子乗って製薬会社さんに否定的な話をしてしまい、猛省です。

 

KANSAI骨ケアリエゾンネットワークを立ち上げられたとのこと。

その場で会員登録させていただきました。

 

配布された「FLSクリニカルスタンダードに基づくチェックリスト」を見ると、

病院勤務時代の活動でチェックが入らなかったのは

「地域行政機関への啓発活動を行う」

でした。

おお、これがこれからの私の課題か・・・なんぞ勝手な脅迫に憑りつかれ、

瞬時に、こんな大変なこと簡単にできるかっ!?という矛盾に苛まれ、

結局、マイペースで活動しようという、平穏な思考の大切さを感じた一日でした。

 

 

子どもが大好き、名谷駅、須磨パティオのからくり時計

子どもとどっか行こうかとなると、たいてい神戸市営地下鉄に乗りこみます。

そして、たいてい名谷駅に行けば何かイベントやってます。

基本的な商業施設もすべてそろっていて不自由なく便利です。



時計台



名谷駅を降りて徒歩5分ほど、

子どもと行くなら、名谷須磨パティオ内の時計台は外せません。

毎時00分に動物たちが躍り出します。

聞くところによると、今はかわいい人形が躍って子供たちに大人気なのですが、

昔はちょっと不気味な人形が出てきて、独特の存在感を醸し出していたとのこと。



神戸市営地下鉄沿線で、からくり時計は、西神中央駅のプレンティ内にもあります。

こちらは時計台と言うより本格的なからくり時計かと。

また今度行ったときにでも、紹介したいと思います。




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神戸水族館ぢゃないよ、須磨海浜水族園「スマスイ」です。

神戸市の水族館ですが場所は須磨区ですので少し離れています。

ということで須磨海浜水族園、通称『スマスイ』です。

公式HPです。



IMG_20190506_114459




【行き方】

最寄りはJR神戸線須磨海浜公園駅

南(南東)へ行き、巨大な道路(国道2号線)まで出ると、右方向です。

すぐに『須磨海浜水族園』の建物と隣接する遊園地が目に入ります。

須磨海浜水族園へのアクセスです。



【入園料】

大人1300円(18歳以上)、中人800円(15歳~)、小人500円(小中学生)、幼児無料。

入園料のページです。年間パスの案内もあります。



【アトラクション】

無料アトラクションとして、イルカライブ、さかなライブ、ラッコのお食事ライブがあります。

はじめての場合はこの辺りを、ラッコのお食事ライブを起点に回るのがよいと思います。

有料アトラクションも含めたアトラクションのスケジュールです。

ちなみに本館の屋上はふれあいスペースになっており、

ドクターフィッシュやナマコ、ヒトデ、サメに触れることができます。

リクガメにエサやり体験(有料・要予約)もできます。



【食事】

レストランが1つと、軽食の店がいくつかあります。

お弁当を持参して食べるエリアもあります。

園内のレストランとファーストフードの案内です。



1日過ごすこともできますし、

徒歩では少し遠いですが、北に車で5分程度で須磨離宮公園・植物園がありますので、

半日ずつ楽しむのもありかもしれません。

わが家はバス1本で行けるので、

息子が持っている、神戸市の「のびのびパスポート」を手に時々遊びに行きます。






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さらば2歳、子育てする父の思いは、『早く成長してくれ』と願いつつ・・・


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子育てというと



『成長の段階を楽しむものだ』



『今だけの我が子だぞ』



などのキレイごとが、洗脳放送のように繰り返されて耳に入ってきますが、

毎日『どうすればいいんだー』と絶叫しながら七転八倒の育児尽くしの毎日です。



父の切なる思いは途切れることはなく、きりがないのですがつづってみました



上さんが仕事復帰し、家事と子育ての分担が開始となり切に思う



『早く首座ってくれ・・・』



首が座ってだっこしやすくなったらふと思う。



『早く寝返りできるようになってくれ・・・』



寝返りができると、うつ伏せ窒息の心配も減りますがふと思う。



『早く立てるようになってくれ・・・』



ようやくお風呂で立ち洗いができるようになるとふと思う。



『早く歩けるようになってくれ・・・』



歩けるようになると、公園など外出が格段に楽ですがふと思う。



『早く言葉を話せるようになってくれー』



ようやく指示が通るようになり、危険な道具も触らなくなるようになります。



ようやくここまで来ました。この時点で2歳後半。



実はこの段階が一番イイ。



なぜか



添い寝という魔法の選択肢をフル活用することで、

ほとんどの旅行がタダ、観光施設もタダ。

社会から見ると、まだ1人前にも半人前にも見られない。

けど一方で、人間としての基本スペックを備えているので、

旅行やお出かけを安く行ける最大かつ最後のチャンスです。

娘は美術館でも静かにできるし、機嫌によっては映画や舞台も見れる。

電車もバスも問題なし。夜行以外なら長距離バスも行けます。



なーんて思ってると、3歳の誕生日を迎えました。

一部旅行代金がかかります。1/4人前くらいにはなりました。



そして反抗期です。



言葉を覚えると父親の扱いが極度に悪い。

ペットが自分の主人には従順でも、

必ず家族の一人を格下に見る傾向にあるのと同じでしょうか。



『おとうちゃんキライ』という一言で、



レイピアでめった刺しにされる気分です。



最近では父をからかうように笑いながら言います。

知恵もついてきた、

これから父の弱みをどんどん知られていくんだろうな・・・



さてさて、そんなこんなで、娘は未知の3歳に突入です。

まだまだかわいさの盛りです。

定例どおり『今だけの3歳』を楽しむことにしましょうか・・・




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保育士さんありがとう、保育士さんこれからも宜しくお願いします。

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2019年5月8日

滋賀県大津市で、園児の列に車が突っ込む痛ましい事故がありました。

当日、保育園に子どもを迎えに行ったとき、質問をしました。

私>明日(5月9日)は公園にお出かけですよね、大変なニュースを見たもので・・・

保>承知しています。保育士の数はそのままで、安全のため2班に分けて行く予定です。

・・・

なんてくだらない質問をしてしまったのか・・・

不必要に保育士さんを追い詰めてしまったのではないか?

自己嫌悪に陥りました。



20歳代の頃だと思いますが、ふと昔の光景が思い浮かびました。

当時は車好きで、あちこち一人で走ってたんですが、

田舎道を走っていると、カルガモ?の親子が道を渡っていました。

車が多い道ではなく、すぐに気づいてブレーキを踏み徐行しました。

前から車が来るのでは?後ろからきた車が私の車を追い抜いたらどうしよう・・・

不安に襲われましたが、無事にカルガモ家族は道を渡り切りました。

もちろん私にお礼の素振りなど微塵も見せず。



今回の事故は、北上する車が、右折時に前方不注意で事故を起こしました。

「前をよく見ていなかった」と供述しています。

車と言う簡単に人を殺せる凶器を扱う要免許者としての責任は大きいでしょう。

南下してきた車は、静止することなく交差点に突入してきたその車に接触

散歩中に信号待ちをしていた園児らがいる歩道へ突っ込みました。

「右折車をよけようとハンドルを左に切った」と供述しています。

子どもたちと右折車を横目に見ながら時速60km、ノーブレーキで突っ込んだようです。

対向車が交差点に来るかもと警戒しなかったのでしょうか。

それ以前に、信号待ちをする子どもたちをどう見ていたのでしょうか。



あと、縁石はあったもののガードレールやポールはないようです。

googleストリートビューには道路から離れて、保育士に囲まれて待つ園児の姿が見えます。

これを見るだけで心臓が凍る。

こんなに、慎重に子どもを守っているのに、歩行者を守るものが手薄すぎないか。

年末に穴掘って予算消費したり、自動車税が何に使われるかわからない・・・

なんて話を聞くと、歩行者のを守る視点が見えてこないなと素人ながらに思います。



うちの娘は事故に遭ったクラスと同じ、2歳児クラスです。

「魔の2歳児」と呼ばれる通り、突発的な行動に走ったり、雰囲気や気分で暴走する年齢です。

瞬き一つで姿を見失い、気づいたら足元にいた・・・なんて恥ずかし話も頻繁ですが、

放っておくと、歩くの大好きで、どんどん好き勝手な方向へ行ってしまいます。

屋外は一時も目を離せません。



ですが、外での活動は子どもの成長には欠かせないと個人的に思っています

花や草木の色やにおいに触れ、風邪を受けて、暑さ寒さを感じ、季節を知り、

引率する先生に従い、規律や統制を学び、

走る車や交差点、信号機の交通ルールに触れ、規則を知る。

安く入れる社内の保育園ではなく、

園庭や外での活動のある認可保育園を選んだ理由もそこにあります。

わが家もよく外出します。



外出は危険だ、保育園から出すなという声も耳にしました。

考え方は人それぞれで、そういう保育園や教育方針もありだと思います。

日本の待機児童の取り組みも、預かり所を増やすような方針ですし、

「子どもを安全に育てたいなら刑務所に入れるべきだ」

というフランスかどこかの格言もあります。



少し悩みましたが個人的メモとして残すことにしました。なので事故の画像はなしです。

毎日が、子育てで大変な当たり前の毎日の中、失念してることも多々です。

保育士さんありがとう、保育士さんお願いしますという気持ちを心に刻み、

私自身も、すぐ数メートル隣で殺人凶器がビュンビュン野放しになっている現状を自覚し、

この悲惨な事故で被害に遭われた方々にお悔やみ申し上げるとともに、

今回の事故を心に留めたいと思います。




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虐待しそうになったが思いとどまったイヤイヤ期のMy10事例

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今に限らずですが乳幼児虐待のニュースをよく見かけます。


厚生労働省の発表によると、

2017年度の児童虐待は13万件超えで過去最悪、

27年連続で増加しているとのことです。

オレンジリボンホームページより


がわかりやすいのでリンクしておきます。

不器用ながらも子育てに人生の一部をささげる人間として記事に目が移ります。



出産のときに何の苦痛もない父親が心苦しくなるくらいですから、

世の母親の心境からすると、張り裂けるような思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いや、虐待にものの申すほど立派な人間ではなく、胸を張れる持論もありませんが、

ふと疑問に思います。

どれくらいの子育て負荷がかかった場合に親は虐待を思い立つのか。



・横になったら、馬場顔負けのストンピングを喰らわせてくる時でしょうか



・私の晩酌のあてを床に落とされたあげく、踏みつぶされた時でしょうか



・おもちゃのバットでガンプラ破壊された時でしょうか



・キスしようとしたら唾を吐きかけてくる時でしょうか



・仕事の書類に落書きされ、びりびりにされた上に皿に盛られて「ハイどうぞ」された時でしょうか。



・創作3時間の力作の料理を、星飛雄馬の父親の如くちゃぶ台返しされた時でしょうか



・ブルーレイの挿入口にキャラクターカードねじ込んでる時でしょうか



・書斎の机の引き出しひっくり返して、自分のおもちゃを収納してる時でしょうか



・庭に植えたトマトの苗を片っ端からむしりとられた時でしょうか



・室伏顔負けの回転力で扇風機を振り回して、あたり一面破壊し尽くしている時でしょうか


 


以上が長男の5年ほど前の暴挙の例です。



私がどのあたりで教育的指導を行ったかは別として、とりあえず息子は虐待を受けず、



無事に、元気に、のびのびと、

反抗的に、凶暴に(父親に対してonly)育っております。



同時に父親は精神的にも肉体的にも息子による虐待に悩まされておりました。


当時の保育園の先生には、「父親が身近で、安心しているんですよ」なんて言われました。


・・・


ちょっと心が動いたが、それ、お世辞だろ!!(←少しひねくれている)



一方、娘は3歳になりました。

息子同様、父に対してのみ反抗期です。



息子は

う〇ちの出たおむつを脱いでう〇ち面を下にひきづってくる

という暴挙に走りましたが、



娘は冷静に、手の上に乗せて持ってきました。

料理してると「みてー」と娘の声。

「なにー」と娘の方を見ると左手にこんもり茶色い塊が乗っている。

チョコレートが溶けたかとも思ったが、恐る恐る香りをかぐ・・・



ビンゴでーす!!



やってくれた、服やら顔やらう〇こまみれです。

しかもそれを壁になすりつけようとする。

やめてくれぇ~・・・

息子に負けず劣らず恐るべき暴挙に走られました。

ちなみに、娘はタオルやハンカチをたたむのがブームです。

今回もそのお手伝い中の出来事です。

・・・



洗濯したばかりのタオル、



ご丁寧にすべてに少しずつウ〇コが付けられていました・・・



勝手に引用するのはどうかとも思うんですが、いい話を見つけました。

『一笑一少、一怒一老』(龍蔵寺ホームページより)

一回笑うと一つ若くなる。一回怒ると一つ年を取る

このホームページでは一歩踏み込んで『幸福』を説いておられます。



焦りや不安が怒りになって出てくることもありますが、

笑って流せるのが理想ですね。



いずれ私も年を取り、寝たきりになり、立場は逆転します。

人生引退を控えた方の虐待に手を染めるような子には育ってほしくありません。

ということで、これからもやさしい父親を続けるとしましょうか。



そんな物思いに吹ける父親のそばで、反抗期真っただ中の娘による、



「あたちはイヤイヤ期なのよっ!!」



という大義名分を振りかざした権力の横暴は続く・・・





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