コツソの部屋

骨粗鬆症マネージャーとして病院勤務しております。骨折を防ぐための生活習慣や、治療薬、サプリメント、食べ物などについて情報発信していきたいと思います。宜しくお願いします。

【1歳児の闘病記】初体験3連発、救急車を呼ぶシグナルは?

ちょっと熱出たな・・・

なぁんて思ってたら



大変なことになりました



たかが微熱、されど微熱、

1歳児にしてなかなか体験できない初経験3連発です。



  
 

Ⅰ、これまでの経緯



これまでの経緯については、コチラです。



数日微熱が続いてたんですが、

1日目・3/3(土)のひなまつりから妙に雲行きが怪しくなり、

2日目・3/4(日)には一気に上昇、38度を超えてきました。



これで今年の秋ごろから5回目くらいの発熱です。



これは間違いなくアレでしょう



今までの発熱はすべてすかされていましたが、いよいよか



ということで、

3日目・3/5(月)

満を持して、自信も持ちながら小児科受診するもインフルエンザは陰性。

またか

インフルエンザであってほしかった・・・



原因不明のまま体温は39度を軽く突破、

14時で39度5分、坐剤挿入

少し元気になったところで、夕方に耳鼻科受診

でも中耳炎ぢゃないよ、とのこと。

中耳炎であってほしかった・・・



言ってる間に22時には再び39度over、坐剤挿入。

 

Ⅱ、初体験1、40度over



4日目・3/6(火)



早朝3時、40度突破



40



まるで焼き立てのパンみたいにホカホカだ。



・・・



なんて言ってる場合ぢゃない



まずいな、坐剤を用意するも、

水分摂取とクーリングでちょっと様子を見る。



インフルエンザでもなく、中耳炎でもなく原因不明。

夕食ほほとんど食べずに、何も飲まない。

さらに体が強い硬直状態になって、手のひらが開かない、

歯ががたがた言い出した。

焦点はかろうじてあっているので熱性けいれんではないようだ。

けど念のため、あらかじめもらっておいたダイアップ坐剤を用意

悪寒戦慄かな。

熱の偏在もある。首回りや脇は熱いが手足は冷たい。

まだ熱が回りきっていないので長期戦になるかもしれないな・・・

肩・首・頭部は冷やし、腹部から下ははらまきと布団で温める。

上さんは救急車手配を言うが、もう少し様子を見ることに。

夜間救急に走ろうかともいわれたが、昨日受診してるし、

夜間に娘を連れ出す負担、明け方までの急変の可能性を考慮し、

明け方まで待つことに。



熱が高いのでクーリングすると寒がる・・・



布団かけると部分的に熱いのか嫌がる・・・



で、結局震える・・・



体温管理に苦労しました。



結局、早朝6時まで娘に付き合って、朝起きれず・・・

目が覚めたら8時半



息子はその時点で小学校遅刻確定



すまぬ息子よ。

こんなにあっさりと無遅刻無早退無欠席記録が途絶えてしまった。



記録にこだわるよりも大事なこともあるか・・・

大切なことを見落とさないことが大切

こういう記録の途絶え方はむしろ良かったかもしれん。

息子の登校に同行し、仕事を休む連絡をする。

 

Ⅲ、初体験2、採血



娘の方はといえば、昨日はほとんど食べず・飲まず、今朝も同様

3/5の受診では2日間様子見ろと言われたものの小児科受診

小児科、耳鼻科受診のダブル受診の次の日にまた小児科受診だ。



再び検査

アデノ陰性、

RSウイルス陰性、



原因がわからない



37度over7日、38度over3日、坐剤使って39度over2日目

肺炎が心配だ。

DIC(播種性血管内凝固症候群)や敗血症なんてのも頭をよぎる。



採血してもらった。

電解質異常・腎機能問題なし(脱水なし)

肝機能・血球検査問題なし(DIC・敗血症なし)

そして白血球・CRPも問題なし。

これには驚いた。細菌性の感染がないということか。

何らかのウイルス疾患ということなんだろうが、一体原因は何なのか・・・



結局入院の必要はなし。

40度超えるようなら明日も受診ということに。



5日目・3/7(水)

早朝から熱は下がったが、機嫌は悪い。

1日目の耳鼻科受診では、少し喉が赤いねと言われた。

けど2日目の小児科では喉は赤くないと言われた。



どっちが正しいねん?



と疑問に思うが、

恐らく食べれないのは喉のせいではないようだ。

雰囲気的に吐きそうです。でも吐かない。

で、やはり食べない、飲まない。

言ってる間に一日が終わる。

食欲が戻らないのは不安だ。二次感染の恐怖がちらつく。

寝つきはよく、寝相もよく、寝息もよい

 

Ⅳ、初体験3、救急車で運ばれる



6日目・3/8(木)

私は仕事へ、妻が休みで看病

元気であれば保育園へ・・・



なぁんて思ってたんだが、甘かった・・・



出勤して働き始めたころ、自宅より電話。

体温上昇はないが、息が荒い、飲まない食べない。



また受診かー・・・



さらに、呼びかけに反応しない。目の焦点が合わないという。



いや、これはまずいでしょう。



ということで、安易に呼ぶなとご批判もあるかと思いますが、救急車を呼ぶ。

電話の時点では37度台だったのが、

救急車が来る頃には、体温は一気に39度を超えました。

ちなみに焦っている状況で、入院グッズをそろえるのは大変です。

ということでまとめました。

わが家では子どもの緊急入院を繰り返しているので、

持ち物をリスト化してしまいました。

それを、



【子どもの緊急入院】10分でカバンに放り込む持ち物、あってよかった10選



にまとめています。

私は仕事中なので、妻が準備して救急車に乗り込む

搬送先の病院ではあらためて採血する。

体が九の時に折れ曲がって、うずくまるのですが胃腸は問題なし。

動いているようで排便もあり、腸捻転や腸重積はないとのこと。

CK上昇があり、心筋炎の疑いがあり精査するも問題なし。

CRPの上昇がみられ、肺炎の診断になりました。

 

Ⅴ、今回の教訓



ここということで、今回のおさらいを兼ねた教訓です。

近々個人的に思うところがあるので、

救急車を呼ぶ10のサインみたいなのをまとめたいと思います。



予定どおりにいかないことが3つありました。





状態が悪ければ2日でもういちど受診に来てくださいね



 → 1日で急変し受診





40度超えるようなら再び受診してくださいね



 → 37度台で意識消失し救急車





CRPが正常値だったので細菌感染ではないかな



 →わずか2日後、CRP上昇、細菌二次感染にて入院へ





子どもの病気の急変とイレギュラな病変に驚いた話でした。



結局入院後は点滴打って、見違えるように元気に

一泊二日で無事退院

何事もなくてよかった・・・