コツソの部屋

骨粗鬆症マネージャーとして病院勤務しております。骨折を防ぐための生活習慣や、治療薬、サプリメント、食べ物などについて情報発信していきたいと思います。宜しくお願いします。

お前(の腸)はもう死んでいる~第二の脳~

下痢です。

品ない話で大変申し訳ありません。

ただの下痢ではありません。

発症は3年ほど前、



今になってはもはや下痢とは体質です。



発症初期は、

下してるな、なんか家に残ってる薬で対処しよか・・・と

ビオフェルミンなんぞ飲んでみる。


・・・

「無効」

・・・

ヨーグルト生活開始

・・・



「無効」



・・・



ところで乳酸菌やビフィズス菌って効果あるの?

最近のブームに反するが、私は基本的に信用してない。

「ヒトからできた乳酸菌」

「植物性乳酸菌」

なんて紹介されてるが、結局



だから何なんすか?



と言いたくなる。どう差別化されるか臨床的にわからない。

そしてすべての商品に共通するのは、



「腸を通って、腸の常在菌になることなく、腸から排泄される」



全部〇んちになって出ていくやん!?



ヒトの腸で効くとうたいながら、全部流れ出ていく・・・



腸内細菌の補給にはならなということで、

この辺りを以前食物アレルギーの研究会の際、

〇クルトの勉強会の中で話題になって質疑が飛び交ったんだが、

結局のところ、



「配布資料見る限り、この試験で本当に効くと言えるのか?」



「医薬品ではありませんので・・・」



ということで、食品の域を超えず、

健康商品・サプリメントのレベルだそうです。

〇オフェルミンなど、一部医薬品になっていますので、

効果があるという研究結果が不十分なのか、

サプリメントにしとくほうが儲かるのか、詳細は不明です。



ちなみに医薬品の腸内細菌薬もどこまで効果があるか疑問です。



「なぜ腸に定着する商品を販売しないのか」



「技術的に難しいです」



これは少し疑わしい。

なぜなら糞便移植という言葉が出てきたからだ。

腸に疾患がある患者さんの腸内に、別のヒトの糞便を移植するというもの

いわゆる腸内に別の人の〇ンチを入れるというもの。

具体的な医療論文や症例報告を見たわけではないが、

これにより症状が改善されるケースがあるそうです。



技術的に難しい・・・?



いや、できるでしょう。

できちゃうと継続的に購入しなくて済むから、



商売にならないからでしょう?



違う?

と聞いたら笑ってました。

真相は闇の中です・・・



ということで私は

ヨーグルトはカルシウム補給の意味でよく購入します。

そしてヤクルトは子供が好きなんでよく購入します。

腸への効果は疑わしいが、味はハマル・・・



話が飛んだが、いよいよ下痢止めが必要になってきた。

ロペミン(ロペラミド)飲んでみた。

以前、処方してもらった下痢止めの残りだ。

ん?

効いたか?

と思ったが、岩のような塊が

「ゴンっ」

と出たと思ったら、やはり下痢

次の日も同じ、

出したいのに出ない、



肛門にとげとげがついたゴルフボール詰まってる気分だ



何とか排便も、始めに塊一つ出るだけで、やはり下痢

しかも体への負担はハンパない。



切れて便器が血まみれだ



次の日も、ドラゴンフルーツが肛門を押し広げるような苦痛





出ない!!、痛い!!、苦しい!!





・・・



吐きそうだ。

そして





「嘔吐」





効く効かない以前の問題





苦しいだけで結局変わったのは、

ドラゴンフルーツに下痢がせき止められているだけ。

純粋な下痢のほうがまだましだ。



受診した



顔なじみの胃腸科の医師



便は1日2~3回程度、

IBS(過敏性腸症候群)っすかね?」

「違うでしょう」

「じゃあ何でしょう?」

「ん~



・・・



下痢・・・、かな?」





いや、それなら言われんでもわかります・・・





症状そのままやないか~い・・・





ところで腸は「考える」器官として、第二の脳と言われています。

ただ、食ったものを溶かして吸収して、

残りかすをウンチにして排泄するだけの器官ではありません。

脳同様に、多くの神経や血管が集中している器官でもあります。

ですから緊張やストレスが強さが、もろに影響します。



「過度のストレスで過食症や拒食症になる・・・」



「テスト前や発表会で急にお腹が痛くなる・・・」



メンタルと腸とは密接な関係があると言われています

ストレスや生活習慣が腸内環境に影響を与え、

逆に腸内環境が全身の健康に影響を与えるということですね。

最近、物忘れが激しく、第一の脳そのものの機能も心配です。

第二の脳くらいは元気でいてほしいもんですが・・・



ところで、便秘を防ぐ生活習慣3要素は



「生活リズム」



「栄養バランス」



「ストレス発散」



と言われています。

生活と栄養は、子育て中で不規則ながらも何とかなるとして、



ストレスはどうせいと・・・



やはり運動不足解消からか・・・



散々な目に遭って結局治らず1か月以上過ぎた



まあ、腹痛や完全水様便ではないし、

IBSだったら各駅停車症候群とも言われるけど、頻度も少ないし

慣れ・・・というのは恐ろしく、このまま放置



途中、再び便器が血に染まる血便が出て、



ついに私の腸は死んだか!?



と不安に襲われた時もありましたが、

内科受診にて、大腸がんの検査は陰性。



診断は・・・



痔ぢゃない?



と軽くあしらわれました。

前の下痢止めドラゴンフルーツ悶絶嘔吐事件で、

確かに肛門に何かできものができてます。



別の病気が発症してるし・・・



そして去年末、

事態は急速に鎮静化する。



すっ・・・



と症状が消えました。



へっ・・・?



と改善を実感する余裕もなく、気づかぬ間に治りました。

一年の仕事納めに合わせて、原因不明の症状消失、

仕事仲間に相談したら

「ストレスやろ」

とのこと。



確かに去年末、一つのプロジェクトが軌道に乗り始めました。

・・・

なるほどストレスね・・・



ストレス・・・

わかったようなわからないような。

もっとわからないのはやはり第二の脳という器官



自分で全くコントロールできないというのも困ったものです。



まー、これで治ったなら結果オーライとしよか。