コツソの部屋

骨粗鬆症マネージャーとして病院勤務しております。骨折を防ぐための生活習慣や、治療薬、サプリメント、食べ物などについて情報発信していきたいと思います。宜しくお願いします。

すごい段取り! ビジネス書レビュー

月曜は週明けで気分はゲッサリ

火曜は月曜頑張りすぎて気分はカラカラ

水曜は中休みしたい、休みだと気分もスッキリ

木曜日は仕事モードで気分はモリモリ

金曜日は週末前で気分はキラキラ

土曜は仕事も家も片づけ多くて気分はドッサリ

日曜はフリーで子供と遊んで、気分はニッコリ

コレが私の一週間♪



ということで、曜日をフォーカスしたビジネス書です。

現在の私の人生は、「仕事」「子育て」「寝る」しかありませんので、



たいていのビジネス書は何の役にも立たない



と言ってしまえば、身もふたもないのですが、

子育てしすぎると鬱になるので、

本や雑誌を読んで、なんちゃってビジネス研鑽もしています。

妻がファッション誌読んで、なりきり気分になるのと同じです。



   すごい段取り!曜日ごとに仕事のやり方を変えなさい!

   著者 中島孝志 発行所 株式会社マガジンハウス



視点を曜日にフォーカスした、ビジネス書です。

各曜日の習慣はどんな職種でもカラーがあると思うのですが、



何でも本にすればいいってもんでもないだろう



ちょっと無理やり感があるだろう



とは思いながらも、嫌悪感とは裏腹に手が伸びてしまいました。



内容は曜日の特性と仕事の効率がうまく整理されています。

裏表紙にも書かれていますが、

最高の仕事をするための曜日の個性を生かしたスケジュール管理とは

 月曜日の章 出だしが肝心!1週間のキモは「月曜日」で決まる!

 火曜日の章 会議、出張、「火曜日」はいちばん縦横無尽に動ける日

 水曜日の章 だんぜん、人脈作り! 「水曜日」はひと儲け、人儲け

 木曜日の章 企画立案、情報整理、「木曜日」は頭を使う仕事をする

 金曜日の章 「金曜日」を征する者がビジネスを征す「ハナキン」

 土曜日の章 遊び? 勉強?仕事? 「土曜日」で未来は変わる

 日曜日の章 「日曜日」が来るたびに頭がよくなる人、バカになる人



私は、学生時代国語が苦手で、読書感想文が特に苦手でした。

ということで、まとめるのが下手なので、

よく初恋に使われるが、

「ビビビッ!!」

ときたくだりを3つ紹介したいと思う。



曜日ごとに区切られて、機械的で冷たい印象のタイトルですが、

日々の仕事術~人生の目標設定まで幅広く書かれており、

夢を実現するために、具体的に行動に移す起爆剤になると思います。



●「成功は段取り8分で決まる」

月曜日は一週間の最初の曜日であり、

締切を設定し、やるべきことを現在に投げかける「バックキャスト」で考え、

締切から逆算して段取りを考えることが重要だそうです。

月曜に週の目標設定をして、目の前の仕事を全部片づける



という無茶苦茶なこと言ってます



火曜~は面会や外回りや新しいことをするそうです。

病院業務で、月曜に全部片づけるのはチョット無理が・・・

でも理想的だ。

とりあえず明日から、段取り力を磨いてみよう。



●私のカレンダーには木曜日なんてなかったんだ」

カレンダーに木曜がないという発想です。

「バッファー」(突発事故を吸収する緩衝時間)であり、

水曜までにできなかった仕事に目途をつける調整日とのこと。

バックキャスト調整日でもあるというわけです。

水曜に休んで、週末に向けバリバリ働きたい

そんな私の理想に、共感できる気がしました。



本当に木曜日無くてもいいカモ・・・



● 「1年の4割が休日だった」

これは、年間休日146日と計算されている。



そんなに休みないっす・・・



私の場合

薬剤師会の仕事や家事子育ての時間を加味すると、休みなしだ。

一方で、

日記を書きはじめたのは、子供の病気が減ったからだ。

そして今後、子供の成長に併せ、自由は増える?

休日の使い方を考えないといけないな・・・

漠然と思った。

当たり前のフレーズだが、ちょっと考えさせられました。



この本を読んで、

 月曜日・火曜日・・・ひたすら働き一週間に目途をつける

 水曜日・木曜日・・・新しい企画・立案を進める

 金曜日・土曜日・・・整理整頓と来週の準備

と、勝手に解釈して取り組んでみることにしました。

かみ砕きすぎかもしれんが・・・



著者は、

「人脈」

「メモ」

「研鑽」

の3つを大切にしていると思いました。

これらはすべて週末の時間が不可欠だと思う。

これから子供の世話も減り、時間は生まれる。

そんなとき、この本、特に週末の使い方を参考にしたいと思いました。



あ、子育てが解決したら、今度は介護が出てくるか・・・